この日は開幕前日の24日に、誕生日を迎えた。さて、塚田は何歳になったでしょう？！

まさかまさか（？！）の47歳。あと3年で50歳というのにポッコリお腹とは無縁のこの肉体も、見た目の若さもすべては今大会の特別協賛「RIZAP(ライザップ)」のおかげである。

一念発起の肉体改造に挑んだのは、昨オフ。地元の千葉支店に自費をつぎ込み、7キロ減の減量にみごと成功！
スポーツ紙を飾った当時45歳の“体験記”が同社の目にとまり、昨年の今大会の目前に、「ぜひホストプロに」と熱烈オファーを受け
て現在、同社で開発中というゴルフに特化したトレーニングチームのアドバイザリースタッフとして名を連ねる。
まさに歩く見本として、ますますその成果を出している。

今思えばそれも重量オーバーのためだったのか。一時期は影を潜めていた体のキレも、今は30代前半期あたりまで、戻ったという実感もあり、「一時期、落ちていた飛距離も戻ってきた」と、最近では若いころのように、再び300ヤード越えも連発。

昨季はシード落ちを喫して、今年はレギュラーツアーと掛け持ち参戦のチャレンジトーナメントは、2戦目の「富士ホームサービス チャレンジカップ」で優勝を飾り、現在同トーナメントの賞金ランクは2位につけ、復活の足音を響かせている。

「今年はチャレンジでしっかりと結果を出して、あわよくばレギュラーでも上位に」とツアー2勝の夢も、諦めてはいない。
「いつもお世話になっている、この大会で結果が出せれば最高」と、こう見えて47歳のベテランが、恩返しの復活Vも視野に入れた。

• 塚田 好宣