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〜全英への道〜 ミズノオープン 2016

再びリンクスコースへ?! 塚田好宣(つかだよしのぶ)が10位に浮上

みごと結果にコミットした男が、思い出の舞台を目指して蘇ってきた。初日は3オーバーの98位から、この日は「午後のベスグロ」。風が強く、グリーンも堅くなった午後組ではもっともスコアが良い66で、10位タイに食い込んできた。

昨季は賞金ランク81位に終わり、シード落ちを喫した。出場権に恵まれずに、これが今季2戦目は「久しぶりのツアーで練習しすぎた」。そのため、初日はスイングのリズムを崩して出遅れも、修正して臨んだ2日目にはすぐにカンを取り戻して盛り返してきた。

今年は主戦場のチャレンジトーナメント「富士ホームサービス チャレンジカップ」で優勝を飾るなど、復活に向けて上昇気流に乗っている。

塚田が、その年からスタートしたタイ・バンコクでの“アジア予選”を突破して、全英オープンに初出場を果たしたのは2004年。会場のロイヤル・トルーンは、巡り巡って今年の舞台でもあり、その後2008年と2014年に次ぐ、4度目の出場も、夢ではない。

ウワサのトレーニングジム「RIZAP」で大減量の成果を認められ、同社とアドバイザリー契約を結んだのは昨季。「バッグに“ライザップ”と入っているからにはリバウンドは許されない」と、腹筋は今も割れたまま。
すっかりスリムな姿で、再び思い出のリンクスに立てたらいい。

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