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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2013

石川遼は、今季2戦目の日本ツアー

久しぶりに帰ってきた日本ツアーは、ジュニア時代に練習で回らせてもらっていた思い出のコースで迎える今季2戦目だ。茨城県の美浦ゴルフ倶楽部は、史上最年少優勝を達成した2007年にも、その直後に母校の杉並学院高校のチームメイトと回りに来た。

当時の初々しい写真も残っており、この日の水曜日は久しぶりのラウンドに「あの頃を思い出しながら回った」という。
土壇場でシード権を守った米ツアーの2013年シーズン。勝負は入れ替え戦までもつれ込み、苦しみながら戦う中で、培われたマネジメント力。

久しぶりの日本でも、「何も変えない。普段どおりにやります。4日間でどのくらい伸ばしていけばいいか。自分でしっかりと目標を立てて、それを目指してやっていく。なるべく自分の世界に入ってやりたい」。
勝手知ったるコースなら、なおのことそれがやりやすい。
今年、記念すべき第1回を迎える大会は、「雰囲気もコースも、ホスピタリティも素晴らしくて、選手のモチベーションをかき立ててくれる」と、気持ちも高まる。

再来週は谷原秀人と組んで出るワールドカップを挟んで、日本はここから当面3試合。「すべて優勝争いがしたい」と、力を込めた。
「頑張って、日本シリーズにも出られるようにしたいですね」。
その年の勝者と賞金ランキングは上位選手にしか出られないツアー最終戦にも照準を当てて、長く留守にした分を一気に埋め合わせる。

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