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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012
青木功は「勉強が足りない!」
第1回の1973年大会を含む過去3度のチャンピオン。今年は実に、21年ぶりの出場で、記念の40回大会を盛り上げたい気持ちでいっぱいだった。
「でもバーディチャンスがなかったし、少なくともロングホールは取らないといけない。全体的に、良いゴルフじゃなかった」と、結局通算9オーバーは145位タイでの予選落ちに反省しきり。
「出直しですね」。再挑戦を約束するので精一杯だった。
本人には納得のいく内容ではなかったが、21年ぶりの勇姿を一目見ようと、酷暑の中でたくさんの地元ファンに囲まれた。
「暑い中、本当にありがとうと言いたい」と、世界のアオキが頭を下げた。
ここ福岡で長きにわたり、続いている伝統の一戦。
「我々にとっても、九州のみなさんにとっても素晴らしいこと。これから10年、20年と続けていただくためにも我々に出来ることは協力していきたい」。
ひとまず戦いは2日間で終わったが、プレー後はその埋め合わせをするかのように、サインを求める長蛇の列の先頭でしたたる汗も拭かずに一心にペンを走らせた。またその足で向かったのは、中継ブース。
このまま週末は、クラブをマイクに持ち替え、今度は大会主催社で、中継局のKBC(九州朝日放送株式会社)でテレビ解説として40年目の大会に花を添える。