『紫ＣＣすみれ・ＧＭＡチャレンジトーナメント』、トップタイで最終日を迎えた、ルーキー尾方友彦が最終日も着実にバーディを重ねていき、トータル7アンダーまでスコアを伸ばしたが優勝の貞方章男には1打足りず2位、涙をのむ形となった。

最終の18番を2打差で追っていた尾方にとってイーグルは必須だった。
狙い通りの2オンだった。
「入れるしかないと思っていたし、狙っていたんですけどね。」
と悔しさをにじませていた。

しかし、尾方には今回得た手応えもある。
「悔しいですけど、いい勉強になりました。この優勝争いの中で自分のゴルフが出来たということはすごく自信になりました。もう少しパットが入ってくれたら今日は優勝だったかもしれないし。」

ＱＴランキング144位だった尾方にとって、次戦以降のチャレンジトーナメントの出場は白紙状態だった。しかし、今回の2位という結果で賞金ランキングは9位まで上昇。
チャレンジトーナメントでは“前週終了時の賞金ランキング30位以内”に出場資格が与えられる為、
来週開催の『ＩＳＰＳ・ＣＨＡＲＩＴＹチャレンジトーナメント』には出場できる。

尾方もこのことについては、
「ＱＴランキングが下の方だったので、とりあえず来週以降の見通しが立ったということが良かった。悔しいけど価値のある2日間だったと思います。」と話している。

惜しくもルーキーイヤーでのチャレンジトーナメント優勝を今週決めることは出来なかったが、次戦以降でこの悔しさは晴らしたい。

• 尾方 友彦
• 貞方 章男