目下、賞金ランキングで1位を独走する松山英樹が、しばらく日本を留守にするいま、もっとも日本ツアーで強い選手が、鬼の居ぬ間にまた、優勝争いに加わった。
今季、絶好調のS・J・パクが、68で回って単独首位にのし上がった。
2位以下と1億円あまりの大差をつける松山にも迫る最右翼は「でもコースに出れば、1位との差とか、他の選手がどうとか考えない。ただ目の前の1ホールだけ」と、1打にかける集中力もずば抜けている。
「いまはただ目の前のことに集中して、シーズンの終わりに初めて、今年は良い1年だったと言えたらいいですね」。
いまはただ、今季2勝目にむかってひた走る。