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関西オープンゴルフ選手権競技 2013

S・J・パクは「チャンスを待ちます」【インタビュー動画】

北風と太陽なら、パクは「風が好き」。この日2日目は曇天模様に厳しい暑さは少し、和らいだがそのかわりに、強い風が吹き荒れた。「僕の実家は韓国の南のほうで、海沿いにあるんです。風のゴルフは対処法が分かっている」と、むしろピンフラッグがバタバタとはためく風とも喜々としてたわむれ、「暑い太陽より、風のほうがいいですね」と、涼しげな顔で、上がってきた。

バーディチャンスは、あまりなかったかわりに、前半のインコースは、2〜3メートルのきわどいパーパットを拾いまくった。後半は、ティショットでほとんどフェアウェイを外さず、危なげなくスコアをまとめてきた。

約ひと月半空いたジャパンゴルフツアーの“夏休み”は母国韓国で試合に出るチャンスもあったが、あえてキャンセル。先輩プロのI・J・ジャンを頼ってアメリカに渡り、フロリダのジャン宅でゆっくりと過ごした。リフレッシュして、戻ってくるなり、V争い。
初優勝のチャンス到来も、コースの特性をよく考えて、「優勝に向かってというよりも、チャンスを待つイメージで。たとえ外しても、根気よく。あと、体調管理も大事です」と日焼け止めクリームで入念に、ガードをした表情は引き締まっていた。

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