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中日クラウンズ 2013

I・J・ジャンが連覇を狙う【インタビュー動画】

“最年長”のベテランは、今年も好調のまま、和合入りだ。昨年の53回大会は、長い歴史の中にあって、初の韓国人チャンピオンに輝いたI・J・ジャン。

今季は開幕戦で4位。2戦目は、先週のつるやオープンでも2日目に7位タイにつけた。

3日目に、順位を下げたが感触は悪くない。
「もうちょっと、パットが入っていれば、トップ10入りも出来た」と結局17位タイに終わって悔しがったが、連覇をかけた今週の中日クラウンズは、手応え十分で挑めそうだ。

昨年は、今大会で6年ぶりのツアー2勝目に勢い付いて、米ツアーのQスクールに挑戦。
アメリカは、ゴルフを始めたころからの目標で、結婚してアメリカに住まいを構えたのも、その夢を捨てきれなかったから。

しかし残念ながらレギュラーツアーの出場権は逃した。そのかわりに、二部ツアーのウェブドットコムツアーに活路を求めて、このオフはすでにコロラドと、チリと、ルイジアナで3試合をこなしてきた。

「日本では、チャレンジトーナメントに匹敵するツアーだけれど、レベルは相当高い」と、大いに刺激を受けて、「チリでは6位に入った」と、自信をつけて日本に舞い戻った。

今年40歳のベテランは、いま日本ツアーに参戦する韓国勢の中ではS・K・ホとともに、最年長のベテランだが、そのバイタリティは、若手にも負けない。

日本ツアーの空き週を利用しながら、米ツアーのシード入りを目指す。
同時に、日本ツアーのシード権にもこだわる。

このオフは、日本がどれだけ転戦するのに便利な国かを痛感した。
アメリカは移動するだけでも、一苦労でさすがのアラフォーにも堪える。
そういう意味でも「日本は大好きだし、いつまでも日本ツアーで頑張りたい」。

連覇で、その地位を確実なものとする。

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