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つるやオープンゴルフトーナメント 2013

松山英樹は、なるか最速初V

不安を残して最終日を迎える。この日は、前日2日目の第2ラウンドで残った3ホールで単独2位に浮上して、そのまま迎えた第3ラウンドは、前半こそ順調にバーディを重ねていたが、ふいに雲行きが変わったのは12番のパー4だった。

手前のカラーから、パターを握ったバーディトライはそこから3打もかかった。ボギーを打って、「引きずっているつもりはなかったけれど、ちょっと打てなくなっちゃって」。

グリーン上のミスが波及して、それまでは気持ちよくフェアウェイを捕らえていたティショットも乱れがちに。

左に曲げることが多くて、結局そこから最後まで、一進一退を続けた。
18番もまた、カラーからパターで実質“3パット”を打って、ボギーの上がりは気持ち悪い。

首位との差はかろうじて、2打差にとどめたものの、「このコースは我慢比べじゃない。スコアを伸ばさなきゃ、ついていけないコースという部分でちょっと不安な感じで終わっちゃった」と、前向きにはなれない。

もし勝てば、99年のJGTO発足以降の記録ならばデビューから2戦目のプロ初Vは、最速の記録更新だが「状態が良くないので、心配な部分のほうが多い」というルーキーだが・・・。

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