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中日クラウンズ 2010

今野康晴は「そうなっちゃいますかね、やっぱり」

開幕から2戦で予選落ち。業を煮やして和合に駆け付けたのが、やっぱりこの人。しっかり者の妻・崇乃子さん。

この2週間で、千葉県の自宅をリフォームした。
「なのに、しっかり稼いで来てくれなくちゃ!」。
夫の尻を叩きにやってきた崇乃子さんは、「とにかく予選通過してくれたらいい」と話していたが、その効果は絶大だった。
この2日間は、「僕は奥さんに叱られたほうがうまくいく」と普段から公言しているとおりのゴルフ。

2日連続の60台は通算6アンダーの2位タイで、堂々の決勝進出。
「奥さんが来るといい? 結果的には・・・そうなっちゃいますかね、やっぱり」と大して照れもせず、堂々とのろけてみせたが、もちろんそれだけが理由ではない。

1999年は40回大会のチャンピオン。
記念のツアー初優勝は、最終日に健夫と直道の尾崎兄弟をふるい落として頂点に立った。
和合の怖さも攻め方も、知り尽くしている。

怪我に悩まされたこの2年。
しかし、地道なケアと治療で「この時期にしては、いつになく体調が良い」というから、2度目のタイトルにも見通しは明るい。

ちなみに、崇乃子さんは「予選通過出来たら私の役目は終わり。週末は3人の子供が待つ家に帰ります」と話していたが、そうもいかない展開になってきた・・・・・・?!

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