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トーナメントディレクター・山中博史が語る「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップのみどこころ」

コンセプト」と「テーマ」を大切に・・・
トーナメントディレクター・山中博史が語る「日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップのみどこころ」

良いトーナメントには必ずしっかりとした「コンセプト」と「テーマ」があります。

主催者としての大会の成功の判断基準は、4日間の天候やギャラリー数、TV視聴率などいろいろあるでしょうが、私はその「コンセプト」や「テーマ」をどれくらい達成できたかだと思っています。

トーナメントディレクターとして、私が第1回大会からこの大会に掲げた「コンセプト」と「テーマ」は、JGTO(日本ゴルフツアー機構)が主催するトーナメントで、「いかに選手達のモチベーションを高める大会にするか」でした。

選手が燃えればおのずと大会のステータスも上がり、会場に来て下さったギャラリーのみなさんにはもちろん、ブラウン管の向こう側にいらっしゃる大勢のゴルフファンのみなさんにも、そのトーナメントが持つ熱気や興奮が、伝わるはずだと思ったからです。

コースセッティング、練習施設、ホスピタリティ、優勝者への特典、帯同キャディの受け入れ体制などなど・・・毎年毎年、新しい試みと反省を重ねながら今年ではや5年目を迎えました。

そんな試行錯誤の中で、第1回と4回大会優勝の伊沢利光、第2回大会の宮本勝昌、第3 回大会の佐藤信人と、いずれも「ツアープレーヤー1」のタイトルに相応しい、チャンピオンを輩出することができました。

今年はまた、距離の拡張等でコースの難易度も高まって、更にグレードアップした「宍戸ヒルズカントリークラブ」で、真のツアーチャンピオンを、みなさんにご紹介できることでしょう。

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