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【4R】伊澤利光と深堀圭一郎のベテラン勢は明暗分かれる

同じ1968年生まれの二人、深堀圭一郎と伊澤利光は明暗が分かれた。

トータル1アンダーから出た伊澤利光は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを二つ落とし、トータル1オーバーの108位タイで、4日目にして姿を消すことになった。

開口一番「しょうがない」と、サバサバとした表情。「全体的にちょっとずつ足りない。周りを見ていると、100ヤード以内だったりグリーン回りだったり、みんな上手いし、そこまで(のレベルに)いっていない」と、現在の状況を吐露する。

今後については「終わったばかりなので、何とも言えないけど、シニアには出ますよ。いつからとかはわからないけどね」と、来年はシニアツアーへの参戦も視野に。オフの予定について聞くと「まずはゆっくりしたい」と、最後は笑ってコースを去っていった。

一方、トータル5アンダーからスタートの深堀は、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落としたものの、何とか貯金を残してトータル2アンダーの74位タイで予選を通過。

「(今日は)苦しかったです。長くやっているとこういう日もあるけど、本当に良くない」と、まるで予選落ちしたかのような表情で疲労困ぱい。

「今回は3度目のQT。シニアとかあるけど、いろいろ考えて悩んでここに来た。最後までやれるだけやってみようと」。

今年のファイナルQTは、AbemaTV(アベマティーヴィー)にて生中継している。そのインタビューで、「こういう試合を映像で見られるのはいいこと。プロたちの厳しい姿を見てもらいたい」と、長年ツアーの顔としてやってきた男らしく、最後はしっかりとアピールして見せた。

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