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伊澤利光、課題のパッティングに思案顔も…

先週のカシオワールドオープンで、今季20試合目にして初めて予選を突破した伊澤利光。優勝か2位で逆転シードを狙ったが、決勝ラウンドではスコアを落とし、来季の出場権を獲得することはできなった。

明日から始まるファイナルQTへ臨むにあたり、今の心境を聞くと「ちょっと心配というか、不安なところはあるね」と、思案顔。「ラインの読みとか距離感とかね」と、今季の大きな課題としているパッティングに、まだまだ手ごたえをつかめていない様子だ。

昨日からの2日間で36ホールをラウンドし、「コースは狭いけど、ラフは伸びていないし、フェアなセッティングだと思う」とのジャッジ。しかし、明日からの緊張感漂う中でのプレーになれば「難しく感じるんじゃないかな」と、笑ってみせた。

この日は陽気な気候に包まれたが、初日は傘マークもついて、気温はグッと下がりそうな天候。「(そうなると)我慢のゴルフになると思うし、少なくとも、毎日アンダーパーで回りたいね」と、展望してくれた。6日間の長丁場、パットが決まって流れが良くなれば、賞金王2度のベテランが、若手たちにとって大きな壁となる。

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