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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2013
マンデートーナメントから8人が参戦
出場82人のうち、上位8人が狭き門を突破した。
トップ通過を果たしたのは関西出身の中西直人。
今月初めのコカ・コーラ東海クラシックも、マンデートーナメントでトップ通過したといい、「いま調子が凄く良いです」。ショット、アプローチ、パットとどれを取っても非常に状態が良いそうで、「チャンスをもらえれば、自信はある。初日に良いスタートが切れるように頑張る」。
なお、この日はプロゴルファーに混じって元阪神タイガースの矢野燿大(やのあきひろ)さんも挑戦。
「めちゃめちゃ緊張しました。手汗が止まらなかった」と矢野さん。「間違いなく 現役終わってから一番緊張しました」。
プロ野球界ではスター選手でも、ゴルフ界では経験も浅いアマチュア。
「同組の選手に迷惑をかけたらあかんからね。僕が打ち過ぎてね」と、その点ばかりで頭をいっぱいにして、スタートしていったようだ。
それも「12番でパーを取れて、この辺りからリズムが良くなりました」と、この日はインスタートの3ホール目にして、冷静さを取り戻したあたりはやっぱりさすが。
上位8人には残れなかったが、1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの6オーバーは77で回って59位タイは、けっして悲観するスコアではない。
「我流なんで。昨日良くても今日全然ダメという日がある」としながらも、 ラフの深いトーナメントのセッティングで「なんとかフェアウェイをキープして、なんとかパーオンさせて、2パットというゴルフをしていました」とは、並のアマチュアにはなかなか言えることでもない。
「僕の中では最高のゴルフが出来た」と、満足感に浸る中でも「出たくても出られない方がたくさんいるなかで出せてもらっているので。来年はどうするか。ちょっと今は考えられない」と、次の挑戦については慎重だが、ファンには今後の“ゴルフ界”での活躍も、十分に期待させてくれそうな1日となった。
なお矢野さんの本戦出場はなりませんでしたが、大会期間中は初日と2日目には中継局の朝日放送でラウンドリポーターを。また、3日目と最終日はスカイAスポーツ+にゲスト出演される予定です。そちらのほうも、ぜひお楽しみに!