記事
中日クラウンズ 2010
池田勇太はジャンボ尾崎との同組ラウンドに
ジャンボ尾崎とプレーすることになった予選ラウンド2日間。
「ジャンボさんに良いプレーが見せられればいいと思うし、俺もジャンボさんのプレーを見て勉強することがたくさんある。盗めるところは盗みたい」。
ゴルフを始めた6歳から憧れ、畏怖し、その背中を一途に追い続けてきた。
愛用の、3タックパンツも憧憬の念の表れにほかならない。
昨年は年間4勝。最後まで、賞金レースを争って、賞金ランキングは2位に。
そして今年は初出場のマスターズで予選突破を果たして帰国。
「マスターズのほかに、米ツアーで4試合。良い経験は出来たというのは、心や体が自然に覚えるものであって、いま完璧に学んだと言えることはないっちゃないが、それを2010年の池田勇太のプレーとして、随所で見せられればいい」と、気合い十分。
ジャンボとのペアリングが3度目なら、ここ和合への挑戦もこれが3度目。
今年は随所にコース改造が施され、ますます一筋縄ではいかなくなった。
「特にグリーン回りの難しさが和合の特徴です」と池田も例外なく警戒心を強めつつ、「今年は自分も行くぞ、という気持ちが凄くある。初日からガッツのあるプレーが見せられればな、と思う」。
ジャンボにも、和合にもひるまずに、真正面からぶつかっていく。