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フジサンケイクラシック 2013

横尾要は「失速準備はいつでもOK」?!

真っ白なハンチング帽と、テンガロンハット。揃ってオシャレな41歳は、同級生が直接対決。ラウンド中は、やはり日大同期の宮本勝昌を含めて、まだ実現したことがないという“三羽がらす”でのプライベートラウンドの計画を練ったり、2人は最後も仲良く通算7アンダーで並んだ。
「いや、俺とシンゴとは、内容が違い過ぎるけどね」とかたや永久シードの親友に、謙遜しきりはハンチングの横尾要だ。

首位タイにつけた前日2日目には「僕はいつでも“墜落”する準備は出来ている」と言い「僕の失速準備はいつでもOK」と、どこまでも自虐的だった。

首位を走る松山英樹にも「一緒に回ると、自分が惨め」とそういう理由で同組対決を嫌がったほど。その怪物ルーキーと、ついに最終日最終組で初対決をすることになり、それも「記念になります」。
その松山と4打差の2位タイにも、「いや、あの人は関係ないですから」と、はなから別世界と決めつけて、追いかけていく気もなく「トップ10狙い」を決め込む横尾だが、潔いまでのその割り切りが、最後にどちらに転ぶか。

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