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ダンロップフェニックストーナメント 2011
今週のトーナメント<ダンロップフェニックス>
大会は今年38回目と長い歴史の中で、2005年のタイガー・ウッズ以来、史上4人目の連覇を狙うのは、ゴルフ界の若大将だ。
昨年大会は、賞金王の金庚泰(キムキョンテ)の猛追をかわして、大会史上8年ぶり史上5人目となる日本人チャンピオンの座についた池田勇太。
昨年まで2年連続の4勝は、年間最多勝利も今季は7月に、サン・クロレラクラシックでツアー通算9勝目を挙げながら、先週は世界ゴルフ選手権HSBCチャンピンズから帰国直後の三井住友VISA太平洋マスターズでも49位タイに終わるなど、このところ少し元気がない。
「好調とはいえないながら、なんとか戦っている状態」と、先週は普段から可愛がっている大学の後輩の快挙も、ただ見上げているしかなかった。
東北福祉大2年の松山英樹さんの史上3人目のアマチュアVも、何よりの発奮材料にして、そろそろ本領発揮といきたい。
今大会は、1996年に憧れのジャンボ尾崎が前人未踏の3連覇を達成した。当時、10歳の池田が「俺もいつかは」と、胸に刻んだ大会のひとつでもある。狙った獲物は逃さない。池田にとっては、何度勝っても飽き足らない大会のひとつが、このダンロップフェニックス。
今週は、松山さんも2週連続のツアー出場。大会としては2007年の石川遼以来2人目のアマ出場に、後輩との対決も見ものだ。今年も若大将が、どんなドラマを見せてくれるか。
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