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「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」開催のお知らせ

大会実行員の王貞治氏と日野皓正氏も声を揃えたように、「いくら思いがあってもこうして実際に形にするのは、なかなか難しいものがある」。それだからこそ、こうして自分の思いに応えて、これほどまでに多くの人たちが、これほどまでに長く、大会を支えてきてくださったことが、発起人の“レジェンド”には何よりうれしい。

今年で早7回目を迎える「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」は、5月9日(土)と10日(日)の2日間にわたって、今年も千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部を舞台に開催されることが決まって、青木功は改めて、感謝の気持ちでいっぱいだ。

「未来を担う子どもたちに手をさしのべたい」。その一心で、続けてきた今大会は、関わるすべての皆様が参加する社会貢献活動を何よりのテーマに、難病と闘う子や、大震災で大切な家族を失った子どもたちへのサポートを継続してこれまでに、のべ2億5000万円あまりのお金を寄付してきた。

「まだまだやらなければならないことはたくさんあるし、まだまだ十分とはいえないけれど。この大会が少しでも子どもたちの未来につながっていると、役に立っていると感じられる部分も確かにあって。この場を借りて、スポンサーのみなさま、関連団体のみなさま、出場してくださる著名人、アマチュアのみなさま、シニアとレギュラーツアーの選手のみなさん。そして、すばらしい舞台を毎年、提供してくださっている麻倉ゴルフ倶楽部のみなさまに、この場を借りて厚く御礼申し上げたい」。

この日4月6日に、都内のロイヤルパークホテルで行われた記者発表会で、いぶし銀の頭を深々と下げた青木だ。

大会は、著名人とアマチュアと、プロゴルファーが同じ組で、しかも同じ条件で真剣プレーをするという今までにないプロアマトーナメントであり、華やかな顔ぶれの中にも男たちのプライドをかけた真剣勝負が何よりの見ものである。
今年もプロゴルファーと著名人それぞれ28人に、一般アマチュア選手を加えた計112人が出場を予定しており、著名人枠では昨年に続い

て3年連続3度目の出場となる松山千春さんや、“常連”の郷ひろみさん、俳優の舘ひろしさんら、豪華絢爛。

プロゴルファーは、実行委員である青木はもちろん、永久シード選手の中嶋常幸や尾崎直道、倉本昌弘に片山晋呉ら永久シード選手に加えて、我らが選手会長の池田勇太や、孔明ら昨年の賞金王も顔をそろえて、自然と青木の目の色も変わる。

昨年5月には、左膝の半月板の手術に踏み切った。「またゴルフがやれる体になったことが嬉しいよ」と、早くも世界のアオキの腕が鳴る。「今すぐゴルフがやりたい」と、心は逸る。「エージシュートで勝つっていうのがいいな。60台で回りたい」と、記録ずくめの“ホストV”を悲願に、大会を盛り上げることを誓った。

昨年は、青木と生涯のライバルといってもいいジャンボ尾崎が“オナラリースターター”として大会初日のティーインググラウンドに立ち、盛り上げてくれた。毎年、感動のドラマが繰り広げられるレジェンドたちの祭典。
初日の9日土曜日には、競技終了後に恒例の“ワイブスコンペ”も開かれる。“ワイブス”とは“ワイフ”の複数形で、つまり出場プロたちのご夫人方の、もうひとつのゴルフの祭典。もちろん、ワイフのバッグを担ぐのはその夫。昨年は、谷原秀人と絢香夫人がその栄光をさらったが、ご夫人のゴルフの腕前のみならず、夫婦円満ぶりも(?!)問われるイベントだけに、こちらの勝負の行方も気になるところだ。

そんな大人たちの真剣勝負を、今年も子どもたちが見つめている。今年は福島県相馬市の飯豊小学校の子どもたちを招待して、ボランティア体験や、ゴルフ観戦で楽しい1日を過ごしてもらう。
王氏もまた大病を患いながら、奇跡の復活をとげた伝説のレジェンドの一人だが「子どもの成長は大人の責任。僕が今までしてもらってきたように、今度は僕らが子どもたちにも歩むべき人生の道を作ってあげられるように、少しでも役に立てるように」と当日は、出場選手たちもめいめい、渾身プレーで子どもたちにとっておきの思い出もプレゼントするつもりだ。

※「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」の入場チケットなど、詳しい情報はこちらから!!

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