大会名にもなっている石川遼と同じ杉並学院高校の出身で、一つ下の後輩である中里光之介(23歳)が1イーグル3バーディ、2ボギーの『68』でラウンドし、チャレンジツアーでは自身初のトップタイで決勝ラウンドに進んだ。
　中里は今年ここまで行われたチャレンジトーナメント15試合全てに出場していたが最高で13位タイ。今週の月曜日にはレギュラートーナメントである『HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 』のマンデー予選会に出場したが、出場権を得ることは出来なかった。

今大会では改めて自分のプレースタイルを見直し、今までの様にがむしゃらにピンを狙っていたことをやめ、徹底的に安全策で攻めるという作戦に切り替えた事が奏功したようだ。さらに今大会前より取り組んでいるスイング改造もうまく言っていると話した。
　
　初の最終日最終組スタートとなる明日の決勝ラウンドについても、「優勝できるならしたいけど、明日は自分ができることを精一杯やりたいと思います。」と語った中里。

“安全策で落ち着いて”という自分のテーマを大事にしていくと言いながらも、チャンスがあればもちろんバーディも狙っていきますと初優勝に向け、気合が入っていた。

　

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