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松山は11位タイに終わる(ノーザントラストオープン)

負けてもサイン攻め(リビエラCC広報提供)
米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラカントリークラブで行われていたノーザントラストオープンは、21日に最終ラウンドを行い、2試合連続優勝がかかっていた松山英樹は、11位タイに終わった。

優勝したバッバ・ワトソンには結局、7打差がついた。1番こそバーディ発進も、4番で連続ボギー。「うまく行きそうなところでミスが続いてなかなか波に乗れなかった」。
5番では約2.5メートルが決まったが、次の6番パー3ではピンまで2メートルもないバーディチャンスを逃した。
「左に抜けて行っちゃった。ラインの読み違いです。あれが大きかった」。それが8番のボギーを誘発したといい、その後も一進一退を繰り返して「パットもなかなか入ってくれなかったし、しょうもないミスが多かった」と、反省しきりだ。

「今日は目標立てずに自分のベストで、と思っていたけど、なかなかそれが伴わなかったのが残念。上のスコアは意識はしてなかったけど、伸ばせないとチャンスはない」。

それでも、開幕直前には体調不良を訴える場面もあった。万全ではない中でもみせた粘り。「今日の結果は悔しいですけど、なるべくしてなった結果だと思う。来週からミスを少なくしていけるように、しっかりと準備したい」。いつものように、静かに次を見据えた。
  • 優勝したバッバとは7打差をつけられた(リビエラCC広報提供)

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