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ひまわりドラゴンCUP 2015

鈴木亨が挑むチャレンジトーナメント前人未到の記録!

今大会唯一の優勝経験者の鈴木亨
ひまわりドラゴンCUPは、昨日から降り続く雨の影響でコースコンディションが悪化し、初日の中止が決定した。

「この雨じゃしょうがないね。それに、やりたくもないし(笑)」。そう話すのは、ひまわりドラゴンCUP唯一の優勝経験者、鈴木亨だ。

第1回大会となった一昨年は、予選を通過した選手では最下位となる46位タイで初日を終了。最終日は、いわゆる“裏街道”からのスタートとなったが、11バーディー、ノーボギーと大爆発。終わってみればチャレンジトーナメント最少ストローク記録となる“61”を叩き出し、大会初代チャンピオンに輝いた。

さらに、前年覇者として迎えた昨年は、第1回大会を彷彿とさせる猛チャージを見せると、単独トップで初日をスタート。最終日は後続の追い上げを冷静にかわし、大会連覇を達成した。

そして、今年49歳となった鈴木は、これまで誰も達成したことがない“チャレンジトーナメント同一大会3連覇”に挑む。
「3連覇について調べてみたんですよ。そしたらチャレンジでは他に誰もいないんですよね。レギュラーではAONはあったような…?最近では藤田(寛之)が日本シリーズでやってるよね」と、鈴木自身も達成すれば初の経験となる同一大会3連覇が気になる様子。

とは言え、鈴木はレギュラーツアーで通算8勝を誇る名手。やはりレギュラーツアーへの思いは強く、複雑な心境も語った。
「チャレンジはレギュラーツアーへの登竜門だから、チャレンジに出続けていることは不甲斐なさも感じますね」

明日は18ホールで第3回ひまわりドラゴンCUPの王者が決まる。
「同じ大会で3連覇をするのは自分の中でも記念になります。でも、明日は18ホールだけだから、優勝のチャンスが誰にでもありますからね。皆、鼻息荒いでしょ(笑)。攻め合いのゴルフになると思いますよ」

果たして、今年も勝利の女神は鈴木に微笑むのか?

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