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レオパレス21ミャンマーオープン 2016

矢野東が首位と2打差で決勝ラウンドへ!!

鬱屈した思いも最後にすべて吐き出して、上がってきた。インスタートの9番は、奥から急な下りの4メートルは、フックして、スライスしてすとんとカップに消えた瞬間、声が出た。
「お〜っし!!」。
右の拳を振り下ろした。

「ここのグリーンは、思ったとおりに打っても入らない。余り期待せずに」と、初日から決めていても、やっぱりカップに嫌われ続けると、萎えてくる。

しかも後半の2番では、90ヤードの距離から「どっかに飛んでいった」。ぼやかして言うから、どこに飛んでいったかと思ったら、「・・・池です」。たったそんな距離から池ポチャは「泥かもしれないし、根っこかもしれないけれど」。ダブルボギーを打っていただけに、「最後は入って嬉しかった」と、抑えきれない思いが吹き出した。

通算10アンダーは、日本勢としては最上位として決勝ラウンドに臨む。
日本の大手不動産「レオパレス21」のタイトルスポンサーを受けて、3年ぶりに復活した今大会は、矢野も火曜日の前夜祭と、水曜日のプロアマ戦に参加して、主催者のみなさんの大会に賭ける思いと、自分たち選手への強い期待感を肌で感じた。

この14回大会は、アジアと日本ツアーの共同主管で行われているが「やっぱりみなさん、日本選手を応援してくださっていると思うし、優勝する可能性のある位置に僕らがいないと、応援してくださるほうも、面白くない。なんとかあと2日間、この位置にいられたら」。
2年ぶりのシード復帰元年の今季、矢野も日本ツアーを代表するトッププロの一人として、最後まで大会を盛り上げたい気持ちで一杯だ。

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