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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2014

「今週は、他のどれよりも勝ちたい試合」と薗田峻輔

かつては自身もプロゴルファーを目指していたということもあり、大会主催のトーシンの石田信文・代表取締役社長のゴルフ愛はハンパない。現在は7人の契約プロを抱えるが、あの池田勇太もデビュー年に世話になるなど、特に若手のサポートに力を入れているのも、ゴルフトーナメントを愛すればこそ。

薗田もデビュー年から今年4年目となる厚い恩恵には、感謝の言葉しか出て来ない。
「トーナメントをやっていただけるのだけでもありがたいのに、僕らの面倒まで見ていただいて・・・。いつでも恩返しがしたい気持ちで一杯です」。

その方法も、ひとつしか考えつかない。
「この大会で優勝すること。それが一番のお返しになる。今週は、どの試合よりも勝ちたい試合」との熱い思いとは裏腹に、今季は少し元気がないホストプロ。

7月は、連覇がかかったセガサミーカップで6位にこそ入ったが、今年はそれだけ。予選落ちも目立ち、またたとえ決勝ラウンドに進んでも、20位より下をうろうろ。

「仰るとおり。ショットで悪い癖が出ている。アドレスでかぶって構えていたり。そこを直せないまま結果を求めるから、ちっとも先が見えて来ないんだな、と」。
まずは結果は度外視で、根本治療が必要と、良い意味で開き直ったのが先月。
「おかげでちょっとずつ、ショットの気持ち悪さがなくなってきた。完全ではないけれど、先も見えてきた」と、大事なこの1戦を前に、明るい兆しに笑顔も出てきた。

この日水曜日は、ゴルゴ松本さんとのラウンドにもいっそう心が浮き立つ。オフは毎年、開催コースのここ岐阜県の「TOSHIN Golf Club Central Course」で松本さんと、年末の番組収録をするのだと言い、「今日もご一緒に、楽しく回らせていただいた」と、開幕を前に気分も上がる。
「これから秋は、大きな試合が続くしぜひここで、きっかけ作りをしたいと思う」。ホストプロが恩返しの活躍を誓った。

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