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日本高等学校ゴルフ連盟主催の「全国中学生High Qualityゴルフ教育合宿」第1日が開催(9月18日)

廣戸聡一先生の講義に目を輝かせる日本の中学・高校の代表たち
一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟(井上尚彦理事長)が主催する「全国中学生High Qualityゴルフ教育合宿 Supported by Yellow Angel」が、三重県津市のココパリゾートクラブ白山ヴィレッジゴルフコースで開催され、全国から選抜された優秀な中学生の男女16名とこの日高校代表選考合宿でゴルフ場に訪れている高校生の男女19名の合計35名が参加して初日の講義が行われた。

日本ゴルフツアー機構では昨年度から、日本高等学校ゴルフ連盟との連携により、教育と強化を旗印に取り組みを行っており、1月と2月に3週に渡ってツアープロが毎年実施している「JGTOゴルフ強化セミナーin宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート“オリンピックを目指して”」に高校生のトッププレーヤーを招聘し、ツアープロに交じって知識と技術を磨いているが、今回の合宿がその第二弾となっている。

日本ゴルフツアー機構からは、体の特性を4つに分類する4スタンス理論で数々のアスリートを指導する、日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフの廣戸聡一氏、そして全英オープンをはじめとした国外国内での実績を誇るJGTO理事でオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会委員でもある鈴木規夫が講師を務めた。

廣戸聡一氏からは、足の土踏まずでしっかりと地面を捉えて立つ事の大切さ、むやみに筋トレをすることによる弊害や、体をやわらかく使うことにより成長の伸びしろを残すことの大切さなどが伝授さるなど体の特性について話された。また2日目の準備として、4スタンス理論に基づくA1、A2、B1、B2のタイプ別チェックも行われた。

鈴木規夫からは「ゴルフから学んだ事」をテーマに話された。ゴルフを始めたきっかけや、当時の辛く苦い思い出、目的・目標に向かって意識を持つことの大切さ、そして物の大切さ、人への感謝、尊敬など輝かしい実績による含蓄のある言葉が伝えられた。

初日のこの日は午後2時30分から途中休憩をはさみ午後10時頃まで様々な講義が行われた。中学、高校生の参加者たちは真剣に目を輝かせながら熱心にノートにペンを走らせた。

尚、2日目は早朝の5時からトレーニングや打撃練習を中心に、アプローチやパッティングなどの実技指導も行われ、合宿は3日間に渡り日曜日まで行われる。
  • 鈴木規夫理事は「ゴルフから学んだ事」をテーマに語った

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