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諸藤将次が千歳市立くるみ幼稚園を訪問してスナッグゴルフを指導(9月16日)

爽やかな秋晴れの青空の下、北海道の千歳市立くるみ幼稚園の園庭で、スナッグゴルフ実技講習会が行われ、70名の年長さんがスナッグゴルフを体験した。

この日の実技講習会の講師を務めたのは諸藤将次。
ANAオープンの練習ラウンドの、合間をぬって駆け付けた諸藤を驚かせたのは、園児たちの礼儀正しさだ。

玄関では元気いっぱいに「おはようございます」と声をかけられ、園庭にやってくるときは並んで入場。整列しての挨拶では「よろしくお願いします」と割れんばかりの大きな声に、諸藤は開始前から心が洗われる思いでいっぱいになった。

パットやフルショットも、諸藤が教えたとおりに無邪気にボールを打ち、的を狙って振りぬく純粋さに、自身の少年時代を重ねながら熱血指導を行った。

諸藤は、高校生で出場したトーナメントで、プロを超えるドライバーの平均飛距離で話題をかっさらって存在感を示し、2011年のフジサンケイクラシックでの優勝で、スター街道を走り始めた矢先の2013年序盤から、左手親指付け根の故障で戦線離脱。昨年は治療に専念、今年から復帰したものの、あの頃とは違う迷いが新たな課題となっている。

それが、この日の園児たちのスナッグゴルフを純粋に楽しむ姿を見て感じたものがあったようだ。
ゴルフを始めた頃も高校生のときも、ゴルフを楽しんでいたが、いまは、これまで味わったことのない緊張を感じたり、楽しんでいない自分があったそうだ。

実技講習会のしめくくりで諸藤は園児たちに、「今日はみんなからすっごい元気をもらいました。これから僕も楽しくゴルフをやっていきたいと思います。」と話し、純粋な園児たちから純粋な心のヒントをもらったようだった。

実技講習会と記念撮影が終わると、握手を求め迫ってくる園児たちにもみくちゃにされながらも、ひとり一人に「ありがとう」と笑顔で礼を伝えて手を握り返した。
更に、幼稚園を後にする諸藤の車を、歩道で70人が列をつくってのお見送りのサプライズには、諸藤も園児が見えなくなるまで大きく手を振ってこたえた。

諸藤将次が所属する、セガサミーホールディングスでは、長嶋茂雄インビテーショナルセガサミーカップを通じて、社会・地域支援活動の一環として、地元のスポーツクラブへのスナッグゴルフの寄贈を行っており、千歳市でのスポーツ振興と北海道への地域貢献を目的とした、小中学生を対象としたスポーツ教室なども開催。

スナッグゴルフにおいては、千歳市スポーツ推進委員の有志による千歳スナッグゴルフ協会が立ち上げられ、30人を超える協会員が定期的なスナッグゴルフ体験会を実施しており、7月の長嶋茂雄インビテーショナルセガサミーカップの会場内では、来場者向けのスナッグゴルフ体験会が期間中の4日間行われ、来場する地元の子どもたちを楽しませてくれた他、今年で3回目となった、セガサミーカップ付帯イベント第3回北海道スナッグゴルフ大会では、受付やコース設営、そしてスコアラーやホールマーシャル等、大会運営に絶大な尽力を頂き、子どもたちのスナッグゴルフ大会を温かく応援してくれている。

実技講習会が行われた、くるみ幼稚園は、毎年スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会に出場している千歳第二小学校の向かいにあり、園児の約半数が第二小学校に進学することもあって、更なる底辺の掘り起しをねらった実技講習会として実施された。

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