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日本オープンゴルフ選手権競技 2015

3年前の悔しさを今も忘れていない! パグンサンがリベンジに燃える

良い意味で、予想をはるかに上回った。「本当に期待以上だよ!」と、絶賛したのは今回、初めてタッグを組むプロキャディの前村直昭さん。伊沢利光を賞金王に押し上げた凄腕は、「まさにプレミアムキャディと言ってもいい」と、初日からぴったり息も合い、「すべての面において信頼している」と、この日最後の9番ホールは、とっぷり陽も落ちて、薄闇の中でも相棒を頼りきって、2メートルのパーセーブだ。

大会へのリベンジにとっては、なおさら最強タッグとなりそうだ。
3年前の悔しさ・・・。「今も忘れていない」。

沖縄の那覇ゴルフ倶楽部で行われた2012年大会は、2打差の首位で迎えた最終日の17番で、ダブルボギー。さらに18番ではボギーを叩いて、2位に甘んじた。
フィリピン出身の37歳と、この日本一決定戦との因縁は深くて、翌年2013年では追い上げ及ばず3位に終わっている。

勝ちきれないのはさておき、メジャーの難セッティングは「集中して出来るから好き」と、逆に言えば大会との相性はすこぶる良くて、「ビッグタイトルというのも燃える」と、今年もまたさっそく初日から、好スタートを切った。

特に今年の会場となる兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部は神戸に近く、マネージャーの松室淳彦さんの地元でもあり、試合と試合の合間のしばしの逗留地として、過ごすことも多くて三宮(さんのみや)も、もはや庭。
「もう、道もすっかり覚えたし、迷子にもならない。大好きな街だよ」。
3年前の悔しさを晴らす場所としてもうってつけだ。

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