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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2015
小林伸太郎が「僕のゴルフ人生で最高順位」の4位タイに
「上がり3ホールでギアが入った」。16番で、下りフックの6メートルをねじ込むと、17番パー3は、7メートルのスライスが決まった。
そして18番では、「風がやんだ」と、165ヤードで、得意を自負する7番アイアン。3.5メートルにつけて、スコアカードの最後に重なった3つの○は、まるで焼き鳥まさやの「ねぎま」みたい?!
「僕のゴルフ人生で、最高順位」と4位タイには、シード入りまで面倒みてあげると言ってくれた所属先の社長さんにも、胸を張って報告出来る。
「最終日にアンダーパーで回るのが、課題でした」。今週、バッグを担ぐ樋口忠仁さんは、水巻善典の専属キャディで、それは恩人からの伝言だった。「最終日にアンダーパーで回るからこそ、見えてくる世界がある」。ワンステージ上がるためにも、必ず赤字で上がって来い。
この日68の3アンダーに、土壇場のノルマ達成で手にした562万5000円は、それまでの通算獲得賞金より2倍以上も多いが通帳の額を計算するよりも、もっと大事なことは「これからも、もっともっと恩返しをしなくては」。何かと目をかけてくれるたくさんの人たちに、いっそう報いる1年にすると誓った。