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ユニシスが今年もトーナメントを面白くする!!

歴代の受賞者たちは、蒼々たる面々だ。昨年は史上初の“ルーキーキング”の松山英樹。さらに一昨年はいま最強のアラフォー、藤田寛之が2年連続の受賞を果たした。
石川遼は2010年に、やはり2年連続の栄誉に輝いた。片山晋呉は過去5度の賞金王。2002年の初受賞に続いて2004年からは3年もの間、独壇場だった。

その年、最強の選手の証し。ユニシスポイントランキング賞は、平均ストローク、平均パット数、パーキープ率、パーオン率、バーディ率、イーグル率、ドライビングディスタンス、フェアウェイキープ率、サンドセーブ率の表彰対象となる9つの部門別ランキングを数値化した合計ポイントにより、選出される。

いわば、選手としてトータル的に優れていることを証明するこの賞は毎年羨望の的の中、昨季1位に輝いたのは、世界を股にかける中国の英雄だった。
受賞の一報を受けた梁津萬 (リャンウェンチョン)は、その第一声でまずは真っ先に感謝の気持ちを表した。

「こんな素晴らしい賞を設定して選手たちのやる気をますます引き出してくださる。スポンサーのみなさまに、心からお礼を申し上げたいと思います」。

07年には、中国人として初のアジアンツアーの賞金王に輝いた。日本ツアーは初参戦の2004年から初シード入りを果たして以来、アジア、欧州、日本の過酷な掛け持ち参戦を続けながら、賞金シードを落としたのは2011年の一度だけである。

その実力のみならず、コースでの真摯なプレーぶりや、コース内外での紳士的な振る舞いを取ってみても、栄えある受賞に申し分のない36歳が、満を持して次に狙うのは、もちろん日本ツアーでの初勝利である。

これほどの実績を持ちながら、なぜか日本ではまだ勝てない。後輩の呉阿順(ゴアジュン)がすでに2勝を飾っていることに、先輩として惜しみない賛辞を贈りながらも、「なぜ僕は勝てないのかですって?! ・・・それは初優勝のスピーチで存分にお話したいと思います」と、苦笑混じりにおどけてみせた。

素人目には一瞬、ミスショットかとヒヤリとするほど個性的なスイングを最大の武器に、今も世界中で大暴れを続ける梁 (リャン)。昨季ユニシスポイントランキング賞での“初戴冠”を勲章に「今年こそ」の2015年にするつもりだ。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)のオフィシャルスポンサーである「日本ユニシス株式会社」は、「データから楽しむことの出来るトーナメント」を最大のテーマに、最新の情報技術を駆使したジャパンゴルフツアーのホームページ「スコアリングシステム」のサポートや、また選手がプレー中に感じる風向きや風速を視覚化してテレビ画面に表示する「ウィンドスティックシステム」を提供いただくなど、さまざまな角度からファンのみなさまに、トーナメントの面白さを体験していただけるようにと、毎年多大なご支援をいただいている。

たとえば先の「ウィンドスティックシステム」も、選手たちひとりひとりが会場で、そのとき、まさに感じている風をテレビ放送を通じて、まるで自らもコースにいるかのような臨場感をもって、お伝え出来る画期的なシステム。

自然を相手にするゴルフにおいては特に風が、プレーの内容を左右する大きなひとつの要因となる。強風下のコンディションにあってはなおさら風向きや、強さを的確に把握し、状況に見合ったクラブを選び、球筋すらも自在に操りながら、打っていかなくてはならない。

風に乗せるのか、はたまたぶつけていくのか。テレビ画面を通じてプレー中の選手たちの、そんなジャッジメントまでも見抜くことができれば、トーナメントのテレビ観戦も、よりいっそう興味深くなるというもの。その大きな一助となるのが、日本ユニシスが開発した「ウィンドスティックシステム」なのである。

これに連動して、9つあるツアーの部門別ランキングのうち、特に“風”の影響を受けやすいものはパーオン率とフェアウェイキープ率といえるだろうが、さらにいえばその2つが最終的には平均パットのランクを押し上げ、バーディ率、イーグル率の数字となり、最終的にはプロがもっともこだわる平均ストロークへと反映され、総合評価の「ユニシスポイントランキング」にまで及ぶと考えれば、選手たちの風へのこだわりようも伺い知れるというものである。
中には、風攻略の上達を期してオフシーズンに、あえて寒風ふきすさぶコースを合宿先に選んで経験を積もうとする選手がいるというもの頷ける。
選手にとっても何よりの指標になっているのである。
データからゴルフの面白さを提供する「スコアリングシステム」もまた、トーナメント観戦をより一層面白くする“ガイド役”。
今年も日本ユニシスが、ゴルフトーナメントを面白くする・・・!!
  • ユニシスポイントランキング賞の表彰(写真左=日本ユニシス株式会社 黒川茂代表取締役社長 写真右=梁津萬)

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