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世界ゴルフ選手権「ブリヂストン招待」初日

世界ゴルフ選手権のブリヂストンインビテーショナルは31日に、米オハイオ州アクロンのファイアストーンCCで開幕。
3人の日本勢が、それぞれスタートを切った。

松山英樹はイーブンパーの28位タイと、まずまずの滑り出し。
「今日は耐えたところもあったし、上手く伸ばせるところもあった」と、頷く一方で、「ドライバーだけうまく振れていないのが残念」。
米ツアーでも屈指のモンスターコースと言われる舞台では「ごまかしがきかない」とさらなる上昇を期して、引き続き調整に励む。

昨年の日本ツアー「ブリヂストンオープン」を制して彼の地に立つ丸山大輔は初日、3オーバーの幕開けに「こんなグリーンで本当にやってたんかなという感じ」と、米ツアー参戦の経験があるベテランも、久しぶりの感触に、戸惑いを隠せない。
「手前から何でもないアプローチが難しくて。日本と違って芝がぺたぺたしていて、バウンスが弾かれる。芝の抵抗が全然日本と違う」と、頭をひねった。

「こんなところでボギーかよ・・・っていうのは避けたい。イージーボギーではどんどん離されてしまうから」と懸命に食らいつく。

今年のジャパンゴルフツアープレーヤーNO.1は、4オーバーの61位タイ。「ここ3年くらい、自分のテーマとして取り組んできたところ。流れを自ら切るのはやめよう」と、この日の竹谷佳孝は、ボギーを打ってもすぐに取り返すゴルフに、この難コースでも「切り替えが出来ているのはいいこと」と日頃の成果を発揮できたと喜んだ。

「今週の課題はフェアウェイキープ。それが出来ればなんとかなると思ってやる」と、初の大舞台にもおじけず挑む。

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