同じ組の先輩プロと「お互いに凄いね凄いねと言い合いながら回っていました」。和気藹々とスコアを伸ばした。「小池さんが、良いゴルフをしていたので」。その小池は「塩見くんに引っ張ってもらった」と言ったが、塩見は塩見で小池に感謝。
「小池さんも僕も、スタートしたときはちょっとバラバラのなゴルフだったんですけど、中断後に再開してから良くなりました」と、午前スタートの組が終了時点で１、２フィニッシュ。

そして、大学の同級生だ。午前中は、塩見とスコアボードで争いながら、６位タイにつけた富村真治は東北福祉大のチームメイトも頑張っていて、「負けたくないなあ、と思っていました」と、元キャプテンも頑張った。

ボギーなしの66は、キャディさんにも感謝した。石井恵可さんは、谷口徹のエースキャディだが、谷口が開幕直前に右足首捻挫で、欠場を申し出て、手が空いた。

「それで、きゅうきょやってもらうことにしたんですけど、信頼出来る」と、埼玉栄高校の先輩との急タッグも、先輩に頼り切って好発進だ。

「恵可さんには練習ラウンドから、特にパッティングでいろいろ指導してもらった」と、この日初日も、グリーン上では「ノーミス」と、好スコアにつながった。

今季は、昨年のファイナルＱＴランク33位の資格で自身初の本格参戦。まだまだ認知度は低いが、知る人ぞ知るイケメンプロ。７月にプロが各トーナメントの主催者をおもてなしする「サンクフル主催者ゴルフ懇親会」では、地元関西屈指の女性起業家“マダムシンコさん”とペアを組んで絶賛された。
「こんなに可愛らしくて、礼儀正しいプロがいたなんて。一気にファンになりました」と言わしめた。

この日も、ホールアウト後のチャリティフォトサービスでは数名の熟女ファンからの申し込みがあり、「ＴＯＫＩＯの山口（達也）さんに似ていると、言われることがある」というからジャニーズばりのルックスは、活躍すれば人気急上昇間違いなし。
「･･･いやあ、全然モテませんよ」と本人は謙遜しきりだが、楽しみな24歳が輪厚で好スタートを切った。

• 塩見 好輝
• 富村 真治