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可能性はあるぞ！　塚田好宣のタイ語のスピーチ

首位との７打差は「ちょっと難しいと思うけど」。それでも、ナイスカムバックだ。初日に９位タイから出た塚田。「２日目に、躓いてしまって」。72と伸ばしきれずに45位タイに沈んだが、この日はインスタートの、いわゆる“裏街道”から盛り返してきた。

うねるグリーンのライン読みは、「自分では、一切読まずにキャディさんの言われたとおりに」。まだ日本ツアーに出場権がない時代に、アジアンツアーでよく担いでもらった恩人。
２年ぶりに再開したマレーシア人のインドランさんに今回は任せっきりで、再びスコアを伸ばして一度は諦めた夢を、もう一度見られそう？

初日に言った。「もし勝てたら、タイ語で優勝スピーチする」。
リーダーには少し差をつけられてしまったが、「今日みたいなゴルフをして、最後のハーフで面白い位置にいられたら」。
第二の故郷とも言うべきタイで、今までには経験したことのない、とっておきの思い出を作りたい。

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