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長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2015
諸藤将次は今年も壁が破れず・・・
久しぶりのホスト試合は、2007年から一度も予選通過をしたためしがないとあって、諸藤の気合いもかなりのものだった。主催グループのサミー所属の女子プロ、井上希さんがバッグを担ぎ、「何でも分かってくれるし、本当に助かった」と、週末もホステスプロと2人でコースを歩きたかったが、2日目は69と盛り返しても、初日に出遅れた分を埋め合わすには至らなかった。
この予選2日間は、あこがれの人との初ラウンド。今田竜二は「米ツアー優勝も、テレビで見た」と、同組が決まったときから本当に楽しみにしていた。「この2日間は、本当に勉強になりました」とホールアウト後は、練習場で即席レッスンも受けて、いつになく収穫の多い2日間だっただけに、週末も残れなかったのは本当に残念だ。
「本当に・・・この大会だけはなかなか壁が破れません」と、苦笑い。ホストプロのプレッシャーか、何なのか。しかし今年は、完全に自信喪失しなくて済んだのは今田からもらったこの言葉があるから。
「彼の飛距離はワールドクラス。日本でやっているのがもったいない」と、褒められた。
「アメリカに来たら、一緒に回ろうとも言ってくださって。嬉しかったですね」。この2日間の経験は、試合中のケガを公傷とみなす特別保障制度を行使して、シード権の復活を狙う今シーズンの糧にする。
決勝ラウンドには進めなかったが、4日土曜日も残って「会長に挨拶をして帰ります」。里見会長には日頃の感謝を伝えるとともに、今後の健闘を誓うつもりだ。