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今週いよいよ開幕、全英オープン!!
今年度の舞台は、通算12回目の開催となるロイヤルリバプールゴルフクラブ。その地名から、通称HOYLAKE(ホイレーク)とも呼ばれる。
1967年以来39年ぶりに同コースにて開催された前回の2006年大会は、タイガーウッズが連覇を達成、メジャー通算11勝目を飾り、また日本勢では谷原秀人が5位タイと大健闘をみせた。
イギリスの海沿いに面するコースとしては、2番目に古い歴史のあるコースで、今年も海風の攻略が鍵を握ることは、言うまでもない。
コースは2006年大会からさらに改良を加えられ、総距離は54ヤード伸びて、トータル7312ヤードのパー72。1967年時からなら317ヤード伸びた計算になる。
アウトコースがパー35、インはパー5が3つあるパー37というセッティングに、1番9番ではグリーンの面を変えたり、3番11番ではグリーン周りの形状を変更。ラフにアンジュレーションを加えた1番、12番、18番など、今の選手たちのレベルに応じて細部まで手を加えてある。
また通常営業時の18番が、大会では2番ホールとして使われることになっている。
この屈指のリンクスコースに挑むジャパンゴルフツアーメンバーは以下のとおりだ(冒頭は初日のスタート時間)。
9:26 松山英樹:2013プレジデンツカップメンバー、2013JGT賞金ランキング1位
6:58 金 亨成:2013JGT賞金ランキング2位
6:36 小林正則:2013日本オープン優勝者
11:26 岩田 寛:全英オープン予選トーナメントタイ大会1位
13:05 呉 阿順:全英オープン予選トーナメントタイ大会2位
11:05 塚田好宣:全英オープン予選トーナメントタイ大会3位
11:48 張 棟圭:〜全英への道〜ミスノオープン 優勝
10:43 J・パグンサン:〜全英への道〜ミスノオープン 2位
10:21 近藤共弘:〜全英への道〜ミスノオープン 3T
10:54 金 亨泰:〜全英への道〜ミスノオープン 3T
7:20 K・アフィバーンラト:2013アジアンツアー賞金ランキング1位
7:09 小田孔明:日本予選ランキング1位
13:54 宮里優作:日本予選ランキング2位
14:38 石川 遼:ワールドランキング76位
以上、ホイレークに挑む14人の精鋭たち。過去には、やはりここで行われた1956年に石井迪夫、林由郎が日本人選手として初めて出場。
また1976年には予選会から勝ち上がった鈴木規夫が10位タイと大健闘を果たして「日本のスズキはオートバイだけじゃない」と現地ファンをうならせた。
その後、尾崎将司、青木功、中嶋常幸、倉本昌弘らトッププレーヤーたちが続々と海を渡り、日本人選手に限れば計85名、のべ224名が挑戦を続けてきた。
過去の最高成績は、初出場ながら4位に入った倉本昌弘。続いて、谷原、丸山茂樹の5位。さらに昨年はそれに次ぐ6位タイと、松山が見事な活躍をみせた。
今年こそ日本勢として、初のメジャーチャンピオンが誕生するか。当ホームページで毎日、リポートいたしますので、TV中継と併せてお楽しみに!!