記事

地元の幼稚園児たちが石川遼の練習施設でゴルフ体験(5月23日)

初夏の晴天の下で、幼稚園児が芝生の上を駆け回る。
そんな理想的な光景が、埼玉県の松伏町にある、石川遼の練習施設で行われた。

石川遼と縁のある地元の3つの幼稚園では、年に数回、1,600坪を有する広大な練習施設を訪れて、フカフカと手入れされた芝生の広場で、ゴルフのみならず色々な運動体験が行われている。

この日は、吉川あさひ幼稚園の園児50人が練習施設を訪れ、練習グリーンでのパット体験、綱引き、おたまにボールを乗せてのリレーなど、約1時間、汗を流して楽しんだ。

引率した吉川あさひ幼稚園の理事長で園長の五十嵐修さんは、「芝生に触れるという機会は公園でもできなくなってきている。また本物に触れるという機会を大切にしている。」と、本物の芝生の上で本物のパターで本物のゴルフボールを転がす体験を大切な時間として続けている。

あさひ幼稚園では一年中、園内でも園庭でも、裸足での生活を推進している特徴のある幼稚園で、園庭には泥んこがいつも用意されており、子どもたちはいつもドロドロだそうだ。

五十嵐園長は、「裸足で生活し、土の上を走り回ることで土踏まずがしっかり形成され、泥や土と戯れることにより、手や足の皮膚から精神を落ち着かせる物質が分泌される効果があり、子どもたちの集中力や優しさが育まれる」そうだ。

ちなみに、五十嵐園長の弟さんは、2009年の日本ゴルフツアー選手権で優勝している五十嵐雄二ということもあり、地元の縁もあって練習施設の活用が行われているそうだ。

尚、これらの活動は「NPO石川遼ゴルフ振興事業団」の社会貢献活動の一つとして、練習施設のスタッフはもちろん、石川遼も全面的なバックアップを行って、未来を担う幼稚園児たちの成長を応援している。

関連記事