来年のツアー出場をかけた、2015年ファイナルクォリファイングトーナメント（ＱＴ）がいよいよ12月3日(木)から8日(火)までの6日間、ＣＯＣＯＰＡ　ＲＥＳＯＲＴ　ＣＬＵＢ白山ヴィレッジゴルフコース（三重県津市白山町川口6262）のキングコース（6,941ヤード　パー72）、クイーンコース（7,048ヤード　パー72）の2コースを使用して開催される。

今年は178名の選手が出場し、35位までの選手が来年のツアー前半戦の出場優先権を（第1回リランキングまで）獲得する。今年の若手の注目株の一人が長谷川祥平(大阪学院大4年)だ。今年は5月の関西オープンでローアマチュアを獲得、8月には日本学生（大利根CC東C）に優勝し、念願の｢日本｣タイトルを手にした。これまでジュニアの頃から活躍し、個人での大きなタイトルを手にし、大学4年間の集大成ともなった。これでいよいよ次のステップに進むことに弾みがついた。

開催コースの白山ヴィレッジGCは、大阪学院大学ゴルフ部の合宿でよく回っており、彼にとっては知り尽くしているコースはず。でも「夏に回ることが多いので、風や寒さが違うので、特に風が強い」ことを攻略のポイントに挙げている。あとは6日間108ホールと言う長丁場だ。「長いので、楽にと言うか気を使いすぎないようにしたい」と自然体で臨む。

ここまでＱＴを勝ち上がってきたわけだが、他の試合と雰囲気は違うと感じるのかと聞いたところ「思ったより緊張感はない。普通の試合と変わらない。35位以内が目標ですけど、そこをあまり意識しても良くないと思うので、少しでも上を目指して、できれば一番上がいい」と上位進出を目指す。若武者の思いきりのいいプレーを期待したい。

ファイナルＱＴの成績、ペアリングは『ＱＴホームページ』でご覧いただけます。

• 長谷川 祥平