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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2004
友利勝良「記念すべき第1回大会、花を添えたい気持ちはありますが…」
今週は、コースから、車で10分もかからない“自宅通勤”。しかも、会場で会う人会う人、ほとんどが顔見知りだ。本番にむけて、気合を入れたいのはやまやまだが、まさに自分の庭といってもいい今週の環境には、「どうしても、試合の緊張感が持てなくて…」。
勝負師・友利には、地元開催ならではのリラックス感は、むしろゲームの邪魔になる、ということらしい。
今週は、そんな中でいかにモチベーションをあげていくかが課題となるが、そのためには、先週味わったばかりの激戦の余韻が、その一助となりそうだ。
“デビュー戦”を飾った日本シニアオープンは、プレーオフの末に2位に終わったが、優勝した高橋勝成をはじめ、同じくデビュー戦を飾った中嶋常幸や、尾崎健夫、飯合肇、青木功らと揃って接戦を繰り広げた。
「スター選手が集まって一丸となって戦えば、こんなに試合が盛り上がる」ということを、目の当たりにして、改めて痛感したのだ。
「先週のような盛り上がりがあれば、レギュラーツアーも、もっと面白くなる、と」。
熱く燃える闘志そのままに今週も、シニアパワーを存分に発揮して、この地元開催の第1回大会を戦うつもりだ。