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東建ホームメイトカップ 2016

青木功と宮里優作が熊本地震のチャリティサイン会に登場

3月に日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長に就任してから、これがトーナメント会場での初仕事となった。青木功が国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の最終日にも行われた熊本地震のチャリティサイン会に参加して、「これは、今日明日でどうにかなることじゃない。長い目で見て応援していくしかない」と、今後も長期にわたり、被災地支援に取り組んでいく強い意志を、改めて確認した。

また、優勝争いを繰り広げる大型プレーヤーの永野には目を細めて、「熊本のために頑張れ、と声をかけた。背が大きいし、良いゴルフをしている」と、27歳の将来性と今後の活躍に期待を寄せた。

先週のマスターズトーナメントの会場で行われた世界プロツアー団体が集結するフェデレーション会議に出席した際には、松山英樹のV争いも、目に焼き付けて帰ってきた。
「私の見た感じでは、勝ちを意識したからか、最終日はパットがいつもより引っかかり気味だった。意識するなというのは無理だが、意識しても普段のように出来る精神状態を作るのが、松山の課題」と、プロ目線でエールを送り、「出来ることなら松山も何試合か日本に帰ってきてもらえるといいけれど」と、会長目線でラブコール。

同時に「松山には、“どうぞ行ってらっしゃい”“日本は僕に任せなさい”と、言えるくらい威勢の良い選手をこれからたくさん作りたい。就任時も言ったが私のスローガンは『人を育てる』。その言葉に尽きる」と公約の実現にも改めて、意欲を示した。

この日は、ジャパンゴルフツアー選手会の新会長の宮里優作も名古屋の自宅から来場。チャリティサイン会で偶然にも、前会長との2ショットでペンを走らせながら、「今週は、予選落ちをしてしまってスミマセン!」。
大両列のファンに、苦笑いで詫びながら、翌週以降の健闘を誓っていた。

なお、日本ゴルフツアー機構(JGTO)と、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)では、各大会で選手が獲得した賞金の10%を熊本地震にチャリティ(任意)することになりました。
JGTOとJGTPCでは、一日でも早い被災地と被災地のみなさまの復興と復旧のために、引き続き我々に出来る支援を継続して行って参ります。

  • 期待してるぞ。永野にもエールを送った
  • チャリティサイン会場で新旧選手会長の2ショット。

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