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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2014

大学3年生! 長谷川祥平さんが3位タイに

昨年のベストアマが、成長のあとを示す好発進だ。大阪学院大学3年生の長谷川さんが、ボギーなしの65をマーク。

2度目の「TOSHIN Golf Club Central Course」は、まずドライバーを持つ回数が昨年より減った。「トリッキーで、狭いコースは無理をしすぎてはいけない」と、この日は、4番、10番、14番の3ホールだけにとどめたが、一方で「去年は安全に行きすぎた部分もあった」と、たとえ刻むと決めたホールでも、昨年より番手を上げるなど、クラブ選択にも吟味を重ねて、攻守によりメリハリをつけるマネジメントが冴えた。

3番で、10ヤードのチップインバーディにも弾みをつけて、「流れよく回れた」と、17番ではこの日、唯一のピンチも切り抜けた。
バンカーのアゴ近くのアプローチは、直接ピンを狙うと土手に直撃する危険が高かったと、やや左を向いて、距離のあるバーディパットもしっかりと2打でおさめて、この日最後の18番は55ヤードの3打目も、52度のウェッジで、見事な寄せ。OKバーディで、並み居るプロに混じって、3位タイにつけた。

向上心にますます火がついたのが、昨年のアジアアマ。「終わったときは、2位で良かったな」と、それなりに満足も「日がたつにつれて悔しくなった」。そしてピークは今年のマスターズ。同アマの勝者に与えられるオーガスタへの切符は「勝った子が出ているのをテレビで見て、やっぱり自分が出たかった、と」。ショットは大差ない。「むしろ僕よりも飛ばなかったりするけど、ショートゲームが凄く上手い」。すぐにアプローチとパターの練習量を増やして取り組んだ。チームのエースは「やっぱり自分が一番、上手くなければいけない」と、たとえ大学では一番でも、世界に自分を置いたときにはどうか。そこを常に意識して練習するようになった。
「少しでも差を縮められるように努力している」と、日々の鍛錬を証明する初日の好発進となった。

今季、最大の目標は昨年のリベンジという。2週後に控えるアジアアマで今度こそ、勝つ。そして今度こそ「マスターズに行く」とその前に、プロの試合で心を自信で一杯に満たしておく。

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