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『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』開催のお知らせ

青木功、王貞治、日野皓正の3氏が実行委員を務めるチャリティイベント『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』(5月11、12日、千葉県・麻倉ゴルフ倶楽部)の記者発表会が1日、都内のロイヤルパークホテルで開催された。

 今年で5回目を迎える『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』は、実行委員3人の共通点であるゴルフを通じて“子ども達に手をさしのべたい”という思いに、多くのプロゴルファーや著名人が賛同して開催しているイベント。賞金や協賛社からの協賛金の一部に加え、入場券収入などからの収益をチャリティとして各所に寄付。また、会場内にチャリティボックスを設置し、出場するプロゴルファーや著名人から提供されるグッズをチャリティ販売することも計画されている。

 昨年の大会では2日間で述べ7526人のギャラリーが来場。チャリティ活動の結果として集まった3225万円が「東日本大震災みやぎこども育英基金」「いわての学び希望基金」「東日本大震災ふくしまこども寄附金」など12カ所に贈られた。今年もチャリティの収益金は病気の子ども達や小児医療の中核となるこども病院への支援、東北地方太平洋沖地震で被災したこども達や震災孤児達を支援する団体ならびに基金など、子ども達を支える目的に活用していく。

 今年はプロゴルファーと著名人それぞれ28人に、一般アマチュアを加えた計112人が出場を予定。プロゴルファーは実行委員である青木をはじめ、永久シード選手の中嶋常幸、倉本昌弘、尾崎直道、片山晋呉ら日本を代表する選手たちが顔をそろえる。著名人枠では郷ひろみ氏や舘ひろし氏、先ごろ行われたワールドベースボールクラシック(WBC)で侍ジャパンの監督を務めた山本浩二氏、同じくコーチを務めた東尾修氏らが名を連ねている。

 さらに、今年は新しいスペシャルイベントとして、大会初日の競技終了後に『WIVESコンペ』を開催する。WIVESとはWIFE(妻)の複数形。出場選手の奥方がプレーをし、選手がキャディを務めるというイベントだ。青木功夫妻や倉本昌弘夫妻らが参加予定。普段のトーナメントでは見られない選手の素顔が楽しめそうなイベントだ。

 記者発表会に臨んだ青木は「ゴルフを通じて世の中に貢献したいと思って、このレジェンドを始めましたが、5回目を迎えられるとは思っていませんでした。これもみなさんのお陰。これからも続けて、みなさんの活力になれるようなトーナメントにしていきたい」と話した。

 発起人の1人である日野氏は、アメリカを代表するコメディアンだった故ボブ・ホープ氏が創設した米ツアーのプロアマ大会(現ヒューマナチャレンジ)を引き合いに出し「できればボブ・ホープのような本格的なトーナメントに育って、より多くのチャリティができるようになるのが夢」と将来像を語った。

 王氏は「ゴルフは年齢も腕前も関係なく、幅広い人たちがひとつの名目の元に集まってやれる素晴らしいスポーツです。芸能界からも野球界からも参加したいという方が年々増えてきています。これからも回を重ね、輪が大きくなっていくことを願います」と話した。

 大会の模様はテレビ朝日系列、BS朝日で放送される。チケット情報、交通案内、テレビ放映時間など詳しくはこちらから。

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