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日本プロゴルフ選手権 2009

五十嵐雄二は予選落ち…

史上例をみないメジャーでの2週連続優勝は夢と消えた。やはり5年シードがかかった先週のツアープレーヤーNO.1決定戦「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」でツアー初優勝をあげた五十嵐は、痛恨の予選落ち。

518ヤードと距離が長くタフなパー4で、2度もシャンクを打った。
「あれから完全にリズムが狂った」。

ダブルボギーを打って、そのあとも連続ボギー。
「最後まで腐らずやれたのはいいけど、予選落ちでは…」。

40歳にして、プロ17年目の栄冠に励まされ、「刺激になる」と大勢の選手に言われ、今週の会場で握手攻めに遭った。

小学校を卒業してすぐのころに何度か一緒にラウンドした石川遼にも「おめでとうございます!」と言われて照れ笑いを浮かべたベテランは、「先々週からタフなコースが続いたので、ショットが下降気味です。このあと1週間で、立て直してきます」。

また、開幕戦からスタートした全英オープン日本予選ランキングでも、現在2位と好位置につけるだけに、「初めてのメジャーのチャンス。それを材料に、次の試合でなんとか頑張ってみます」と“日本予選最終戦”の「ミズノオープンよみうりクラシック」に向けて、気を取り直していた。

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