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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2012
今大会の勝者にはWGC「ブリヂストン招待」の出場権!
氏は21日・日曜日の最終日の表彰式で、今大会の勝者に特典として贈られるWGC「ブリヂストンインビテーショナル」の出場権のプレゼンターをつとめてくださることになっている。
それに先駆け、前日20日の土曜日に日本の報道陣に向けて、今後のUSPGAツアーの活動方針などについて、特別記者会見を行った。
フェデックスカップで奇しくもブリヂストン契約プロのブラント・スネデカーが、ポイント1位に輝いた今年のUSPGAツアーは、今年もエキサイティングなシーズンとなった。
ピルズベリー氏によると、最終日に逆転優勝を飾った選手は6人。複数回優勝者も6人。
プレーオフにもつれこんだのは、9試合にも及んだ。
また賞金王にはロリ−・マキロイが輝くなど、若手の大活躍があった一方で、タイガー・ウッズの復活優勝や、フィル・ミケルソンが依然として存在感を放つなど、ベテランや中堅もまけじとツアーを盛り上げた。
テレビの視聴率も昨年より2割アップの年間平均30%以上と、ますます隆盛めざましいUSPGAツアーは、さらなる飛躍を目指して来季から、大きな制度の改革に踏み切る。
まず、来秋から導入される新USPGAツアーを「2013ー2014シーズン」と表して開幕を2013年の10月とし、最終戦は2014年の9月とする。
さらにもう一点は、毎年12月に行われていたQスクールが、ネーションワイドツアー改め来季から「ウェブドットコムツアー」と、名称変更される米二部ツアーの出場権を争うようになること。
つまりこれまでのようにQスクールに受かっても、直接にはUSPGAツアーには進めない。USPGAツアーに参加するには、まずQスクールを経たのちに、「ウェブドットコムツアー」でしかるべき成績を残さなければ、出場資格を取得出来なくなった。
今年の石川遼のように、世界ランキングの資格や推薦を受けて出たメジャーや世界ゴルフ選手権で成績をあげて資格を得るという手ももちろん残されてはいるが、ジャパンゴルフツアーメンバーたちにとっては、これまで以上に狭き門となる。
そのほかピルズベリー氏からは、2016年にゴルフが正式種目として復活するリオ五輪の進捗状況や、来年のプレジデンツカップで日本の丸山茂樹が国際連合の副キャプテンに選ばれたことなどが改めて言及された。