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PRGR CUP FINAL 2008

上平栄道が2003年以来5年ぶり2度目のチャレンジトーナメント賞金王に輝いた!

2008年度チャレンジ賞金王の上平栄道
チャレンジトーナメント最終戦を賞金ランキングトップで迎えた上平栄道。賞金ランキング2位の池田勇太は今季ツアートーナメントでも活躍し賞金ランキングシードのボーダーラインにいるためチャレンジには参加せずツアーヘ参戦。そのため上平の賞金王争いの相手は3位の野仲茂に絞られた。

その差は103万円余りで、まず上平は野仲よりも上の順位に入ることが優先される。その上平と野仲だが3日目こそ別の組み合わせだったが、初日、2日目、そして最終日と宿命のライバルかのように3日間同組での戦いとなった。裏を返せば、それだけ上平と野仲は接戦したデッドヒートを繰り広げたと言える。

結局上平は、野仲より上の順位の成績を上げる事が出来なかったものの最終順位で19位タイに入って2003年以来2度目の賞金王の座についた。「今日はドタバタでしたね。特に意識はしなかったのですがゴルフ自体の調子があまり良くなかったですね。」と今日のプレーには不満が残る。何度かツアーに出場経験はある上平だが1年間の出場優先順位を獲得したのは初めてのこと。今までのツアーでは賞金シードを獲得する事は出来なかった。その原因を「ツアーでは試合に向けてのペース配分や調整が上手くいかなかったですね。自分は調子が悪くなると練習をやり過ぎるくらいやってしまうので・・・。」と今までの反省をする。

自分自身も来シーズンをすごく楽しみにしているという上平は「オフシーズンにしっかりトレーニングして、全体的な精度も高めていって精神面も鍛えていきたいですね。」と今から来季のツアーの準備に取り掛かる。上平にとって1年間ツアーで戦うのは初めてのこととなるだけに、来年度上平のツアーでの活躍が注目される。
  • 賞金王のスピーチ
  • 2003年以来2度目の賞金王

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