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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2013

17歳のルーキー! 鍋谷太一が好発進【インタビュー動画】

インスタートのこの日は、最終ホールの9番で、大勢の報道陣が集まった。「僕が動くたびに、パシャパシャ、パシャパシャって・・・」。無数のシャッター音に「えぇ〜?!と、思て」と、はんなりとした関西弁で、「急にいっぱい来はったから、ほんまにびっくりして」とちょっぴり戸惑いながらも、心臓は強い。

「人が一杯いたら、緊張はするけど、嬉しい方が勝つタイプ」と、最後のパー5は残り187ヤードの2打目は6番アイアンが「シュパ〜ンと行った」と、大勢の前で、みごとピンそば1㍍につけた。
絶好のチャンスを逃さず、しっかりとイーグルで締めて7位タイにつけた。

今週は7日月曜日に行われた予選会マンデートーナメントを突破して、これがツアー3戦目も、プロとしては、昨年の日本オープンに続く2戦目。また、今季初戦だ。
ツアー初出場を果たした昨年の関西オープンは、まだアマチュアだった。その1ヶ月後にプロの道へ。きっかけは、9月のチャレンジトーナメント「elite grips・JGTOチャレンジIV」。その本戦出場をかけた予選会を通過したとき、大会関係者に言われた。「いま調子が良いみたいだし、早くプロになれば」。

当時は大阪学芸高校の1年生で、多少の逡巡もあったが、ティーチングプロの父・忠治さんも、もともと同じ意見だったから、何の支障もなくむしろ、家族の後押しもあって、その翌日にはプロ宣言した。

学校は、家から約20分の「チャリ通学」。ゴルフと学業の両立を続けながら、ツアー出場を目指している。昨年はサード落ちを喫したクォリファイングトーナメントは今年も、セカンドステージまで駒を進めて目標に向けて、着々と突き進む。

昨年の関西オープンで、藤田寛之と回るチャンスがあり、その人柄に惚れ込んだ。「ゴルフはもちろん、、人間的にも素晴らしい。尊敬出来る人」と、明日の賞金王を夢見る17歳。
「明日からまた色々緊張するとは思いますが出来るだけ落ち着いて、目の前の1打に集中したい」と、高校2年生がさらなる浮上を誓った。

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