ＰＧＡツアーオブオーストラレイジアの「ＢＭＷニュージーランドオープン選手権」は、13日金曜日に第２ラウンドを行い、大会の“日本宣伝大使”的存在の、武藤俊憲が３アンダーで回って13位タイに浮上した。

「今日は途中でリズムが崩れかけたが、うまく立て直せたと思う」と、５番ホールの連続ボギーにもめげずに「日本にはないようなコースでうまく立て直せたのは自信になるし、何かきっかけをつかめたような気も。これを明日につなげてもっと上位を狙います」と、初出場の一昨年の８位タイを上回る結果を土産にするつもりだ。

初日に７位タイにつけた上井邦裕は、一歩後退の16位タイ。「今日は前半リズムが悪くて苦しんだが後半になんとか戻せた感じ。明日も頑張るのみ」と、決勝ラウンドでの再浮上を誓った。

そのほか、貞方章男は「パットが良ければもっとスコアが伸ばせていたはず」と、通算５アンダーの22位タイ。竹谷佳孝、岩田寛、そして矢野東は通算４アンダーの33位タイにつけた。

矢野（＝写真下）は、先週のニュージーランドＰＧＡチャンピオンシップに続いて２週連続の登板に、「先週（５位タイ）は自分が思い描いているのに近いゴルフが出来た。そのフィーリングを思い出して明日も頑張るだけ」と、巻き返しを期す。

ニュージーランドのクイーンズタウンにあるミルブルックゴルフリゾートと、ザヒルズゴルフコースの２コースを使い、プロアマ戦の同時併催が特徴の今大会はこれで、２日間計36ホールの予選ラウンドが終了して、いよいよ14日から決勝２ラウンドに突入する。
通算３アンダーの52位タイまでの上位72人が残ったが、谷口徹や山下和宏、宮里優作らは予選落ちをした。

※ニュージーランドオープン選手権の成績はこちらから

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• 武藤 俊憲
• 上井 邦浩
• 貞方 章男