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全米オープン3日目
通算5アンダーから出た松山英樹は前半2つのバーディで首位を追ったが、後半に失速した。ワンオンチャレンジの15番はわずかにグリーンに届かず手前のバンカーから出すだけ。この日3つめのボギーを打って、振り出しに戻った。
最終日を前に、リーダーに差をつけられた。
「ショットがまっすぐ飛んでなかった。ストレスがたまった」。
グリーン上も、面白いように決めた前日2日目とは一転、この日はことごとくチャンスパットを外した。18番で、やっと決まってかろうじてひとつスコアを伸ばして3日目を終われた。
今年の全米オープンは、世界トップ3が予選ラウンドで姿を消して、今週ばかりは最強として挑む最終日。
「チャンスがある位置にはいると思う」。
世界ランク4位が、大逆転のメジャー初制覇をにらんだ。