今年最初に、JGTOブースのイベントに来てくれたのは、亨成（ヒョンソン）。ジャパンゴルフツアーきってのイケメン韓流プロも、もう38歳。「おじさんになりました･･･」と、はにかむ笑顔はなんの、まだまださわやか！！

近頃は若い宋永漢（ソンヨンハン）が人気急上昇中で、女性ファンを持っていかれる勢いも、もはや嫉妬すら起きない。
「ヨンハンは、僕とひと回り以上も違うし、男の僕から見てもかっこいいし、凄くいい子。応援している」と、むしろ後継者を微笑ましく、頼もしく見ているというがなんの、ヒョンソン人気もあなどるなかれ！

11時から開かれたトークショーも、お昼休憩を挟んで行われたレッスン会も、大勢のファン（やはり女性が多い）を集めて、大盛況だった。

トークショーでは09年の本格参戦から猛勉強で、ほとんど通訳を必要としなかった流ちょうな日本語で、みなさんにおもしろトークを披露しようとするのだが、さすがにオチをつけるのは高度な技で、「スミマセン･･･面白くないですね」と、照れまくりでも、ファンにとってはヒョンソンスマイルが何より十分なオチ。

メーカーのイベントで来ていた永野竜太郎も飛び入り参加のレッスン会ではきゅうきょ、飛ばし屋対決で50ヤードも置いていかれて、永野の飛距離は分かっていても、やっぱり負けるのは悔しいヒョンソン。

昨年は、持病の腰痛も治って快適な1年だった。シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」への出場を果たしたものの、しかし勝ち星には恵まれなかった。

日韓共に、年間2勝以上した経験がなく今年こそ返上の2勝以上を期して、このオフはタイやベトナムやで、コーチにつきっきりで、調整を重ねてきた。

米ツアー参戦への夢も捨てていないが、「日本が大好きだから。ずっと日本で頑張ります！」。
初の賞金王獲りも見据えた今年は、新しくヘアスタイリストを雇い、マスターバニーのウェアも凜々しく、大人の渋みさえ加えて、かっこよさにもますます磨きをかけていく。

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