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SMBCシンガポールオープン 2017

小平智が「明日は攻める」

20日の2日目は、初日に午後から回った選手のほとんどが、早朝7時30分から再開された第1ラウンドの残り競技で、早起きを余儀なくされた中でも、前日のうちに、第1ラウンドを終了していた小平は、余裕を持って第2ラウンドを迎えた。

8時35分のトップスタートは、しかしちょうど強い雨風に見舞われて、前半は昨日のようにスコアが伸ばせない。
「コントロールが難しかった」と、インスタートの11番ではボギーが先行。

「前半は苦しかった」。
好調なはずのパッティングも、「今日は一筋違っていた」と、14番でもボギーに「良いパットをしても、紙一重で外した」と伸び悩み、前日からひとつスコアを落とした。

先週は、ハワイの米ソニーオープンで、最終日にスコアを崩したことを、悔やんでいる。
「今日のゴルフなら、アメリカでは20位くらいまで落とすイメージ。本当ならもっと下がっても、おかしくない」と、世界進出を目論む男は、日亜共同主管の今大会で、通算5アンダーはそれでもV争いに踏みとどまっても、安堵したりはしない。

「アメリカでは1打違うと、順位もすごい違う」。本場のレベルの高さをまざまざと味わってきたばかりの27歳は、「明日から攻めたい」と、いよいよ決勝ラウンドに向けて気合いを入れ直した。

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