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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2017
深堀圭一郎が通算3アンダーで、今季6度目の予選通過
2012年に、那覇ゴルフ俱楽部で行われた日本オープンでは88を打って、初日の最下位を記録した。
今年は、かねひで喜瀬カントリークラブで行われた日本プロも通算4オーバーで、予選落ちを喫した。
「47都道府県のうち、唯一沖縄だけは、プロのライセンスを持っていない」と、苦笑交じりの冗談を言った。
3日目は、雨風の予報に「怖いな、上がって来られるかな」と、ちょっぴり弱音を吐いた。
49歳でも、風の強い中でいかに良いゴルフをするか。
2週前のブリヂストンオープンは、朝起き抜けにひどい首の痛みを感じて2日目に無念の棄権をした。
「先週は、身体が突然ありえない動きをした。自分の意図しないタイミングで手が降りてきた」と、スイング中に、自分の身体を制御できずにミスを連発した。
「この歳になると、いろいろ考えることが多くて」とそのたびに、道具をとっかえひっかえするなど懸命に寄る年波に懸命にあらがいながら、通算3アンダーの予選通過は今季、やっと6度目の決勝ラウンド進出だ。
先週までの獲得賞金は、やっと351万8942円。
賞金ランクはまだ110位だ。
同102位に終わった昨年は、生涯獲得賞金25位内の切符を切ったが、今年はそれも通用しない。
今年はたとえ、このまま賞金シードが獲れなくとも、今のところは来季の出場権をかけたQTに、出る考えはない。
それまでたとえば、主催者推薦でつなぐなどして来年10月の誕生日で出場資格を得るシニアツアーはレギュラーツアーでの実績別にいくつかの出場カテゴリーがあるといい、「自分はどの権利で出るのか」。
今月9日に、主管する日本プロゴルフ協会に、意思を示さなければならず、思案の真っ最中という。
丸山茂樹や佐藤信人、田中秀道。近頃、週替わりで会う同世代の選手たちは、みなテレビ解説などそれぞれ新たな人生を歩き出しているが「自分はまだ、フィールドの中にいられる。ありがたい」と、まだよそ見はしない。
「いまは与えられたことを、やりきる。今週は、こういう難しいコースでしっかりと4日間、出来たら何か思い出すかもしれない」と、青木監修のコースでまだまだ歯を食いしばる。