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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2018

古閑美保さんが引退から7年を経て「いまゴルフが好き!」(大会3日目)

女王の座を極め、数々の伝説を残して惜しまれながら、現場を去って7年。美保さんが今、ゴルフに夢中だ。
この「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は、“ホステスプロ”として、大会発足の1回目から毎年、会場に入ってお手伝いを続けている。

ファンとコースを回りながら生解説する観戦ツアーはスタートした3年前から大好評で、今年も受付開始後、1時間足らずで午前・午後の部共にあっという間に定員で埋まった。

可憐な容姿に似合わず、ざっくばらんな語り口の中に、このところ露出が増えたテレビ解説や、バラエティ番組でも評判のユーモアを交えて、旦那さんの母校の日大の“あの”事件の秘話をちょっぴりぶっちゃけて笑いを誘うなど、ぎゅっと詰まった中身の濃い解説を聞きながらコースを歩けば、約1時間の観戦ルートもあっという間だ。

無事にまずは午前の部を終えた古閑さんの口から、意外な言葉もこぼれ出た。

「今、私ゴルフが好きになっちゃって。今、ゴルフが上手くなりたくて仕方ない」。
旦那さんとの出会いが大きい。
「智くんが、俺はタイガーウッズになるんだなんて言うような人なので。ただただゴルフが好きで、私とは全く違う感覚を持っている人なので。今まで私はゴルフに関して勝利や稼ぐということに、ただ貪欲に向き合ってきたので」。

それだけになおさら、小平の純粋なゴルフ愛に感動したのだそうだ。
「そんな智くんに“昔ちょっとは私も上手だったんだよ”っていうところを見せたいなと思ってやりはじめたら、また楽しくなっちゃって」と小平の存在が、「今までは感じられなかった」という古閑さんの、ゴルフへの新たな興味を引き出したようだ。

引退直後は「復帰は絶対にありえない」と言い切っていた古閑さんが「今は、レジェンドならありかも!?」。
男子のシニアツアーに当たる女子のシニア部門での“復帰”を冗談交じりに口にするほど、愛する人との出会いが、元・女王に劇的な変化をもたらしている。

今年は1勝を機に米ツアーに軸足を移したために、初回大会を制した小平の姿は今週も会場にはないが、代わりに週末の福島を盛り上げてくださった古閑さん。
今年もありがとうございます!

古閑さんの観戦ツアーは24日日曜日も実施されます。詳細はこちら!!

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