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ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメント 2017
悔しくも納得の1日
しかしその表情は明るい。それはこの世界基準のモンスターコースを前に自分のプレーに徹することが出来たからだった。
堀川は最終日の目標スコアをイーブンパーとし、それを達成する為自分のプレーを貫くことを徹底した。途中14番では3パットのボギー、最難関である705ヤードの16番でもボギーを叩くなど崩れかけたが、続く17番では難しい下りのパーパットをきっちり決めるなど持ち直し、自身の目標達成となる1アンダーでのフィニッシュとなった。
この日の平均ストローク「74.192」を誇る世界基準のモンスターコースに対し、自分のプレーを貫けたことは大きな自信につながるだろう。
「センパイ!おめでとうございます!」優勝した大槻智春を笑顔で迎え、ガッチリと握手をした堀川未来夢。その表情は晴々としていた。現在、チャレンジ賞金ランク7位、またレギュラーツアーではパナソニックオープンで3位に入るなど好調を維持している堀川。自分のプレーに徹することで、自ずとプロ初優勝は近づいてくるだろう。